[6]使用法 |
1) |
B・マジック専用の鍋を準備 |
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専用鍋としての条件は |
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フタがありきちんと閉められること。 |
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鉄やステンレスでもよいのですが、出来ればホーローかテフロンなどの 樹脂コーティングが望ましい。 |
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これらの条件は油脂が酸化しにくい環境とする為です。酸素、光、金属などが油脂の酸化を促進してしまうので、それらをなるべく排除する必要があるのです。
深さは深めの方が適しています。 |
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B・マジックの保管は必ず油の中にひたしたままにしなければなりませんので、専用鍋が不可欠です。 |
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2) |
B・マジックを専用鍋にセット |
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専用鍋に揚物用の油とBマジックを入れるだけ。 |
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油が長持ちするので、上等な焙煎していない透明なごま油がお奨めです。 |
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自然の食材を生かすには、自然に近い油がベストです。 |
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3) |
揚げる |
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加熱を始めて油が160度になったら20分そのまま加熱を続けて『プリヒート』を行います。普通の『油臭さ』が感じられるうちはプリヒートが済んでいません。
加熱し過ぎによる火災に気をつけて下さい。 |
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油は比熱が低い為にすぐ温度が上がりますが、備長炭の温度はゆっくりとしか上昇しません。B・マジックの唯一の欠点はこの『スタートが少し遅い』という点です。 |
4) |
保管 |
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揚げる食材には勿論水分がたっぷり含まれている為に、調理終了直後の油には水分が残っています。だから揚げ終わってもすぐに火を落とさず、5分位はそのまま加熱してカス取り網などで揚げカスをすくい取り、あら熱が取れたら、ペーパータオルなどで鍋肌の油を拭き取り、フタをして保管しましょう。 |
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フタがガラスでなければどこでも良いのですが、保管場所はなるべく鍋自体にも光が当たらない場所にしましょう。何故ならフタや鍋の外側にもうっすらと油がまわり、その油が酸化してベタベタしてくるからです。
全体にアルミ箔をかけておくのも良いでしょう。 |
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☆ |
揚げカスが多い時(細かい粒子の汚れが多い時) |
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B・マジックを取り出し、きれいな油も別容器に移し、底に溜まったドロのようなカスを拭き取ります。鍋は拭くだけにしてB・マジックききれいな油を鍋に戻せば終わりです。 |
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5) |
再度使用 |
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次に使用する時、火にかけると揚げカスや茶色のアワなどが出てくることがあります。気になるようならカス取り網で取ると良いでしょう。この時に気をつけるのは『B・マジックが充分に熱くなった時(火にかけて15〜30分位)』の時の臭いです。
普通のフライの時のような油臭い臭いがしたら、そのままもう5〜10分加熱を続けてもう一度臭いをチェックして下さい。これは備長炭が充分に熱せられると還元力が高まり、酸化している油脂を還元するので油が再びフレッシュになるのです。 |
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それでも油の臭いが気になる場合はそろそろ油の交換時期です。 |
6) |
油の交換 |
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油を交換する場合は最初になべを火にかけて加熱し、60度程度に温めてから交換作業をするとB・マジックにしみ込んだ油がよく取れます。鍋からB・マジックを取り出して古新聞等の上に置き、油を抜きます。鍋に残った油は従来の方法で処理し、鍋をよく拭きます。B・マジックはそのまま戻し、決して水や洗剤などで洗ってはいけません。。 |
7) |
B・マジックの保管 |
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鍋に入れっぱなしにして置きたくないという場合でも、B・マジックを空気にさらしたままではいけません。備長炭の表面についた油が酸化し易くなるのです。常温では備長炭の酸化還元能力は炭の広い表面積についた油の酸化をくい止めるには至りません。 |
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備長炭の無数にあるマクロ、ミクロ孔と呼ばれる孔の表面積は1グラム当たりでも数百平方メートルと言われる位に非常に広いものです。そこに薄く塗られた油の酸化スピードは非常に早くなる訳ですが、鍋の油の中に入っている状態ならば空気に触れるのはごく一部分にしかなりません。 |
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つまり鍋ではないにしても油の中に保管する必要があるのです。その意味でも揚げ物をした後に油面が非常に低くなってしまった場合には、油を足してB・マジックの中の備長炭がほぼ油に隠れる位にしておくのがベストです。 |
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B・マジックのお買い求めは でどうぞ。
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